糖尿病とC型肝炎の関係・グルコバイとビタミンD

C型肝炎に感染すると、糖尿病を患うリスクが高くなります。
発症原因はそれぞれ違い、ウィルスが感染している血液が入って感染するのがC型肝炎です。
糖尿病の原因は生活習慣で、関係性がなさそうですが、最近では動物実験の結果からC型肝炎に感染している人は糖尿病を併発してしまう危険性が通常よりも高いことがわかっています。
なぜなら「C型肝炎に感染すると血糖値が下がりにくくなるから」です。感染症の治療で使われるインターフェロンの効き目も通常より低くなってしまうので、今まで以上に生活習慣に気をつけなければならなくなります。
C型肝炎と糖尿病は非常に相性が悪い病気で、とにかく併発リスクを下げることが重要になります。
糖尿病やそれによる合併症のリスク低下には、グルコバイという薬が使われています。グルコバイは二糖類を単糖類に分解するαグルコシターゼという酵素の働きを邪魔することで、血糖値の急上昇を防ぎます。グルコバイによって血糖値の急上昇を抑えることができれば、糖毒性が弱まって血管や神経へのダメージを抑えることが出来ます。
その他にも、最近ではビタミンDとカルシウムを一緒に摂ることで糖尿病の発症リスクを低下させられることがわかってきました。
糖尿病は、膵臓から分泌されるインシュリンの働きが低下してしまうことで起こります。インシュリンの分泌を促すのには、カルシウムが関係しています。
糖尿病のリスクを下げるにはカルシウムを摂ることが有効と言われていましたが、さらにそこにビタミンDを一緒に摂ることでインシュリン分泌効果が高まるということが判明しました。これは日本人を対象にした実験でも実証済みです。
血糖値が高めの人は、カルシウムとビタミンDを両方摂取するように心がけましょう。